英語を読んだり聴いたりすることはそんなに難しくないけど、話すとなるとさっぱり出てこない(汗)
魔法のトレーニング法とかないのかな???


なんでもコツコツが大事だよ。スピーキングにはスピーキングのトレーニングが必要なの!
英語学習を続けていると、「読むのは簡単になったのに、話すとなると口が動かない…」と感じたことはありませんか?
特に中級〜上級レベルになると、インプットはできるけれどアウトプット、特にスピーキングが苦手という悩みをよく耳にします。
そんなときにおすすめなのが、音読トレーニングです。
ここでは、なぜ音読がスピーキングに効くのか、どんなやり方が効果的なのかを、やさしく解説していきます。
なぜ中上級者でも「話せない」悩みが残るのか
読む・聞く力と話す力は別物
英語を読んだり聞いたりするのはできるけれど、それを自分の口で言おうとすると、言葉がスムーズに出てこない。
このギャップに悩んでいる方は多いです。
というのも、読む・聞くは「理解する力」、話すは「アウトプットする力」だから。
でも、これは当たり前。
全く恥じることはありません。だってこれまでその練習をしてこなかったんですから。
アウトプットには別のトレーニングが必要です。
似ているようで実は使う脳の回路が違うんですね。
スピーキングに必要な「即時アウトプット力」とは
英語を話すときは、頭の中で日本語を英語に訳していては間に合いません。
必要なのは、瞬時に英語が出てくる「即時アウトプット力」。
この力を鍛えるには、ただ英文を読んだり聞いたりするだけでは不十分。
声に出して何度も練習する「音読」が、スピーキング力アップのカギになるんです。
実は、リーディングも頭から意味を取る練習をしていれば、英語脳に近くなっていますよ!
ただし、瞬時に相手の英語に反応する力がありませんし、口回りも英語を話す準備ができていませんよね?
どんどん声に出して、スピーキングにも対応できる英語回路を頭の中に作りましょう!
音読がスピーキング力アップに効果的な理由
発音・リズムの定着
音読では、自分の声で英語を発音しながら文章を読み上げます。
その過程で、英語特有の発音やリズム、イントネーションが自然と身についていきます。
ここで必要なのは、ネイティブが録音した音源。
音声を聞いて、それに近づくように発音していきましょう!
文構造と語順の反射的な理解
英文を何度も声に出して読むことで、英語の語順や文構造に対する感覚が養われます。
これは英語を「作る」力ではなく、「使う」力を鍛えてくれるのです。
英語のまま理解して、日本語を介さずに発声できる力を養う第一歩です!
口の筋肉を英語仕様にする
日本語と英語では、使う口の筋肉や舌の動きが大きく違います。
日本語は元々奥ゆかしい言語なのか(笑)口の動きが小さいです
口、舌の動きも大きいのが英語。
大きく動かして、筋肉を柔らかく、音読の時は少しオーバーなくらいに口を動かしてくださいね!
音読を継続することで、英語を話すための口の筋トレができます。
中上級者向け 音読トレーニングのやり方
効果的な教材の選び方
意味がほぼ理解できるけど、スムーズに話すには練習が必要な教材がベスト。
例えば、英検準2級〜2級レベルの英文、学生向けのニュース記事などがおすすめです。
おすすめの練習ステップ
- 黙読+意味理解:まずは内容を理解します。
- 音声を聞きながら音読(オーバーラッピング):ネイティブの音声に合わせて一緒に読む練習。
- 音声なしで音読:自分のペースで読む。発音やスムーズさを意識。
- 録音して聞く:自分の音読を聞き返すことで、改善点が見つかります。
時間があれば、音読の中からピックアップして1~2文、音読しながら書いてみるのもおすすめです!
丁寧に書く必要はありません。
毎日の練習時間と継続のコツ
毎日10〜15分程度の音読習慣がおすすめ。
長くやりすぎると続かないので、「短時間・毎日」が効果的です。
易しめの瞬間英作文を早めに始めてもいいですね!
自分がすばやく英語を話す練習も入れることで、モチベーションアップ!
音読トレーニングで得られる変化・効果
話すスピードと流暢さが向上
音読を習慣にすると、頭からその文章が理解できるようになり
ところどころ見るだけでスラスラ言えるようになります。
何度も繰り返すことで、いちいち文法を考えずに話せる「英語回路」が頭の中に作られます。
英語を「話す自信」がつく
音読で繰り返し練習していると、「これは言える!」という感覚が増えていきます。
また、発音がが良くなり、英語らしい言い方が身につくと、うれしくなり他にも挑戦したくなります。
それがやがて、スピーキングへの自信につながっていきます。
まとめ:音読で「読めるのに話せない」から卒業しよう
英語が読めるのに話せない──この壁は、多くの中上級者がぶつかる共通の悩みです。
でも、毎日少しずつ音読を続けることで、「読むだけの英語」から「話せる英語」へ一歩ずつ進んでいけます。
大切なのは、完璧を求めすぎず、「とにかく声に出す」こと。
短い時間でも続けることで、きっと変化が感じられるはずです。
読むだけ英語から卒業しよう!
「読むだけ英語」から「話せる英語」へ、一歩踏み出してみませんか?
まずは1日5分、今日から音読を始めてみましょう!
「音読」の次は、「瞬間英作文」、「相手とのコミュニケーション」へと続きます。
順を追うのはしんどい、モチベーションアップのためにももっといろいろ早くからしたいという方は
オンライン英会話を併用してみてください。
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やはりネイティブ講師がいいという方は「Cambly」を。
ネイティブはお高めなので、週2くらいのレッスンで受けて、あとは予習、復習に時間をかけてもいいですね!
でも、音読も忘れずに!